皆さんはスポーツを行う前に、ウォーミングアップをしてからスポーツを始めると思います。
ストレッチをしたり、全身運動で身体を温めたりすることはもちろん大事なことです。
それでは、ウォーミングアップ前後で、どこの動きを良くすればより怪我をしにくいのでしょうか。
ウォーミングアップ前後での、股関節の可動域と骨盤の動きを調べた研究があります。
結果は、ウォーミングアップ後の方が運動時、股関節の可動域が狭くなり、骨盤の側方の動きが大きくなっていることがわかりました。
つまり、骨盤の動きをよくすることで、股関節にかかる運動負荷を減らしているということです。
ということは、ウォーミングアップで必要なのは、骨盤の動きをよくすること。
特に側方の動きが重要なので、フラダンスや競歩などの骨盤の動きでしょうか。
ウォーミングアップでいきなりフラダンスや競歩を始める人はいないでしょうが、理論的にはそれに似たような動きを取り入れることが重要なのだと考えます。
怪我の予防に、骨盤の側方運動をこころがけましょう^^