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頭頚部がんの予防に歯磨きは1日2回以上?

名古屋大学などの研究グループは頭頚部がん発症リスクに歯磨きの回数が関連していることを確認しました。

頭頚部がんの危険因子として

・飲酒

・喫煙

・歯周病

・歯の喪失

・歯磨き回数

などが報告されています。

これらが危険因子としてあげられるのは、口腔環境が頭頚部がん発症と密接に関係しているためです。

歯磨きはその有害物質を除去できるため有益に働くと推察されています。

研究結果では1日1回の歯磨きと比べて、1日2回以上の歯磨きの方が頭頚部がんの発生率が少なかったという結果が出ています。

「芸能人じゃなくても歯は命!」

ということで、毎日朝・晩2回の歯磨きをこころがけましょう!

健康寿命をのばそう

世界最高レベルの平均寿命を達成した日本ですが、これから目指していくのは健康寿命の延伸です。

健康寿命とは

「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間。」

平均寿命と健康寿命の間には男性で約9年、女性で約12年もの開きがあります。

なるべく、この健康でない期間を減らしていくことがこれからの日本の課題のひとつになります。

高齢者で問題になるのは、⓵ロコモティブシンドローム、⓶サルコペニア、⓷フレイルなどの言葉で表せられています。

⓵運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態。

⓶筋肉量の減少による身体機能の低下。

⓷虚弱状態。

これらの予防のために気を付けることは、ズバリ、食事と運動です。

1.タンパク質をしっかり摂る。(良質な魚、お肉など)

2.有酸素運動と筋トレ。(片足立ち、スクワット)

身の回りの高齢者が要介護に陥らずに生活ができるように、良い食生活と運動習慣で病気の予防を心掛けたいものです。