未来を守るために、いま知っておきたいこと
子宮頸がんは子宮の入り口部分(頸部)にできるがんです。
20〜30代の若い女性に子宮頸がんが増加しています。
初期の子宮頸がんにはほとんど自覚症状がありません。
子宮頸がんになると、妊娠や出産に影響が出る可能性があります。
子宮頸がんの原因はヒトパピローマウィルス(HPV)です。
ワクチンで96.9%の子宮頸がんの発生予防ができます。
ワクチン接種と検診で子宮頸がんを予防しましょう。
定期接種の対象年齢は小学6年生から高校1年生までの女子です。
ワクチン接種で85%以上の人が注射部位の痛み、赤み、腫れを感じますがそのほとんどは一時的な反応です。
注射後の失神は思春期の女性に多いと言われているため、注射後30分程度は座って安静にしましょう。
現在の日本におけるHPVワクチン予防接種率は約1%と悲惨な状況になっています。
毎年10000人もの女性が新たに子宮頸がんと診断され、子宮頸がんが原因で約3000人が亡くなっています。
そして、20代後半から30代という子宮頸がんの発症年齢と、出産年齢のピークが重なることが知られています。
右肩上がりに増加している子宮頸がんを予防するために、子宮頸がんワクチンを打ちましょう。
希望する方はお近くの産婦人科にお問い合わせ下さい。