いま、ここにあろうとすることで、日々のストレスを緩和するマインドフルネス。
マインドフルネスは仏教の座禅と似ている。
座禅をしていると、頭の中にどんどん雑念が浮かんでくる。
その雑念を無理に消そうとするのではなく、放っておく。
消え去るのを待つ。
完全に何も考えないというはほぼ不可能である。
自分の意志とは裏腹に、どんどん雑念が浮かんでくる。
消そうと思うと、余計に意識がその対象に向かってしまい、負の連鎖に陥ってしまう。
今起きている現実だけに意識を集中させる。
ストレスは過去の体験など、何かネガティブな対象に意識が集中して生まれてくる。
その対象に付き合うのではなく、流してしまう。
過去の嫌な体験が浮かび上がってきたら、取り合わずに流してネガティブな感情の連鎖を断ち切る。
嫌なことがあったという事実を消すことはできない。
でも、その反応を消すことはできるようになる。
「嫌なことがあった。はい、以上。じゃあ次行こう。」
この習慣を身につけると、なにか嫌なことがあったとき、心が反応する前に気にならなくなってくる。
人生のクオリティを挙げるためにも、このマインドフルネスをぜひとも会得することをすすめたい。